「富士市の観光産業の根底を考える!」公開例会のコーディネーターを務めました/大久保あかね教授
富士商工会議所青年部は2月12日(水曜日)、「富士市の観光産業の根底を考える!」~工業都市としての誇りから導く観光政策への活路~と題した2月公開例会を富士市のロゼシアターで開き、パネルディスカッションをメーンに富士市の近未来像を模索し、コーディネーターをYEGメンバーである本学経営学部の大久保あかね教授が務めました。
工業都市として栄えた富士市と共通点の多い四日市市や室蘭市の観光への取り組みを聞いた上で、富士市は、交通インフラが整備されていて観光事業を進めていく上で利点があることや、世界遺産となった富士山があること、行政の協力と市民が広告塔となり発信していけば、観光が工業と並ぶ新たな産業として十分期待できるなどの意見が出されました。
このほか富士市の工業都市としての歩みとこれまでの観光政策を市職員が説明したり、YEGのメンバー3人が、短期ビジョンからの具体案を提示しました。YEGのメンバーは具体案として外国人が富士市に訪れるようにするための「インバウンド誘致」、「工場夜景及び工場夜景からの富士山」、「岳南電車の観光資源としての可能性」について、それぞれプレゼンテーションを行いました。