日比野秀男特任教授が最終講義を行いました
本年度末で退職する本学造形学部の日比野秀男特任教授が2月21日(土曜日)、常葉大学静岡キャンパス水落校舎で最終講義を行い、学芸員や研究者としての長年の活動を振り返りました。
研究に特に深く取り組んだ江戸後期の画家渡辺崋山を例に挙げ、作品に触れるポイントを解説。「研究のきっかけを得たら、技術やテーマ、制作年などの視点で調査を掘り下げる」などと語り、自身の経験に基づく学び方を示しました。
県立美術館の開館準備のためのアメリカの美術館視察や、文化財保護などの社会的活動にも触れ、学生へのメッセージとして、「学んだことの中に大事なものを持ち続け、社会のために伝えることを大切にしてほしい」と呼び掛けました。
また、この時の様子が、アート系webマガジン『artscape』に掲載されました。