磐田市保育研究会で講演を行いました/田中浩之准教授
磐田市保育研究会が1月16日(土曜日)、磐田市の福田中央交流センターで約180名の保育士を対象に行われ、本学健康プロデュース学部こども健康学科の田中浩之准教授が講演会の講師を務めました。
磐田市保育研究会には、約240名の保育士が登録しおり、この研究会は、公立の保育所と民間の保育所が一緒になって運営している珍しい研究会で、公立と民間保育士の交流の場でもあり、お互いに切磋琢磨して磐田市の保育を盛り立ています。
「いろいろなことに『気づく目』『感じる心』を持った保育士に!!」を演題に、「気づく」「感じる」を主眼におき、園児にも保育士にも「自然体験活動」が必要であることを説きました。「感性」は今後の教育・保育のキーワードであり、「感性」とは「何か他と違うぞ」という差異を見分ける能力で、本来子どもにはあったが、最近大人にも子どもにもなくなった能力だと感じることが多い、と話しました。そのため、自然体験活動や食農教育を取り入れ、自然が身近にない場合は、子どもたちに自然を身近に感じさせるような工夫を保育士が考える等、「感性」を磨くさまざまな方法を提案しました。