ウルグアイという国を聞いたことがありますか?日本から最も遠い、南米のブラジルとアルゼンチンの隣に位置する国です。面積は日本の約半分の大きさ、人口は約350万人で静岡県の人口より少し少ない位です(山口, 2022, p.16)。歴史的に、ヨーロッパからの移民を多く受け入れており、政治的・経済・文化においてスペイン、イタリア、イギリス、フランス、スイスなどの影響を大きく受けてきたほか、20世紀前半には社会制度も整備し「南米のスイス」と呼ばれるまでになりました(山口, 2022, pp.16-17)。
農牧に適した肥沃な土地が国土の8割近くを占めており、酪農や林業にも力を入れており、その件について、元ウルグアイの大統領であるホセ・ムヒカ氏が、現職時代の2012年に、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連のスピーチにおいて、「私は環境に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、私の国には、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛がいます。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。」と話していました(佐藤, 2015)。また、その演説に於いて、地球温暖化の原因となる大量消費社会への警鐘、更にその原因となる政治に力強い言葉をもって苦言を呈しています。
ムヒカ氏は、大統領であった2010年から2015年の間、再生可能エネルギーの促進の政策を展開していました。そもそも、ウルグアイ自体が再生可能エネルギーの政策に積極的で、2005年から行動計画を打ち出し、現在では、国内のエネルギーのうち100%が再生可能エネルギーという、南米において最も再生可能エネルギー化が進んだ国となっています(山口, 2022;NHK, 2024)。
私は、青年海外協力隊で中米ホンジュラスという国で活動をしましたが、まだ南米には一度も行ったことがありません。ホセ・ムヒカ氏を輩出し、再生可能エネルギー化の進んだ国であるウルグアイへ行き、その国に根差した環境観や政治観、人生観について、人々と話したいなあと思っています。皆さんは、どんな国へ行ってみたいですか?そしてそこで、何をしたいですか?
外国語学部では、外国語を学び高めるというよりも、学んだ後に何を成すか、何に活かすかに重点を置いています。人によっては、外国語文学を原文で読み、より深く理解したり、外国に実際に行ってみたり、外国語を使って活動をしたりしています。私の場合は、「児童英語」や「キッズ・コミュニケーション」の授業を通し、写真のような形で、英語を使って子ども達に英語を教える実践を学生さん達と一緒に行っています。みなさんは、外国語を学び、習得した後に、何をしたいですか?
農牧に適した肥沃な土地が国土の8割近くを占めており、酪農や林業にも力を入れており、その件について、元ウルグアイの大統領であるホセ・ムヒカ氏が、現職時代の2012年に、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連のスピーチにおいて、「私は環境に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、私の国には、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛がいます。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。」と話していました(佐藤, 2015)。また、その演説に於いて、地球温暖化の原因となる大量消費社会への警鐘、更にその原因となる政治に力強い言葉をもって苦言を呈しています。
ムヒカ氏は、大統領であった2010年から2015年の間、再生可能エネルギーの促進の政策を展開していました。そもそも、ウルグアイ自体が再生可能エネルギーの政策に積極的で、2005年から行動計画を打ち出し、現在では、国内のエネルギーのうち100%が再生可能エネルギーという、南米において最も再生可能エネルギー化が進んだ国となっています(山口, 2022;NHK, 2024)。
私は、青年海外協力隊で中米ホンジュラスという国で活動をしましたが、まだ南米には一度も行ったことがありません。ホセ・ムヒカ氏を輩出し、再生可能エネルギー化の進んだ国であるウルグアイへ行き、その国に根差した環境観や政治観、人生観について、人々と話したいなあと思っています。皆さんは、どんな国へ行ってみたいですか?そしてそこで、何をしたいですか?
外国語学部では、外国語を学び高めるというよりも、学んだ後に何を成すか、何に活かすかに重点を置いています。人によっては、外国語文学を原文で読み、より深く理解したり、外国に実際に行ってみたり、外国語を使って活動をしたりしています。私の場合は、「児童英語」や「キッズ・コミュニケーション」の授業を通し、写真のような形で、英語を使って子ども達に英語を教える実践を学生さん達と一緒に行っています。みなさんは、外国語を学び、習得した後に、何をしたいですか?
参考文献 山口恵美子 編著(2022)『ウルグアイを知るための60章』明石書店 佐藤美由紀(2015)『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』双葉社 NHK(2024)「“世界一貧しい大統領”が語る『真の幸せ』とは」 (別ウィンドウで開きます) |
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