本学陸上競技部の里大輔監督の記事が、5月17日(金曜日)の静岡新聞に掲載されました。
以下、5月17日(金曜日)の静岡新聞です。
以下、5月17日(金曜日)の静岡新聞です。
スポーツeyeしずおか=ラグビーの「走り」支える力に 独自視点から練習助言
常葉大陸上部や、浜松市を拠点にした実業団チーム・アローズジャパン陸上部の監督を務める里大輔さん(30)の「走り」の指導が、ラグビー界で注目を集めている。U-17、18、20(17、18、20歳以下)の育成年代代表や、アジアラグビーチャンピオンシップ(6月4日まで)を戦う日本代表でもランニングコーチを務め、着実に実績を挙げている。
当初は代表合宿の朝10分間の走力向上指導のみの担当だった。次第にコーチ陣から、パスがスピードに乗らない、守備の出足が遅い-などの相談も受けるようになった。里さんの助言が着実に成果につながり、今では全ての練習に関わっている。「ラグビーを知らないことが最大のメリット」(里さん)と、固定観念に縛られない独自の視点を生かしている。
低く力強いスクラムを組むのに最適な「すね」の角度、倒れてから無駄なく起き上がる足の運び、守備の出足を良くする構え-。効率的な動作や、それを習得する練習法を科学的理論に基づいて指南している。「ラグビー界の学ぶ意欲と、先進的な考えに刺激を受けている」と里さん。
陸上選手としての自身の経験と、大学院で研究した運動学の理論を、子供からプロまで幅広い実践の場に還元してきた。ドイツでプレーするサッカーの山田大記(元磐田)の個人トレーナーを務めるなど、競技の枠にも捕らわれない柔軟さで活躍の場を広げている。
里さんをラグビー界に導いたU-17代表監督の星野明宏聖光中・高総監督は「9カ月であらゆるカテゴリーを担当するようになった里さんへの(現場の)信頼は絶大」と評価する。
(5月17日 静岡新聞 掲載許諾済)
当初は代表合宿の朝10分間の走力向上指導のみの担当だった。次第にコーチ陣から、パスがスピードに乗らない、守備の出足が遅い-などの相談も受けるようになった。里さんの助言が着実に成果につながり、今では全ての練習に関わっている。「ラグビーを知らないことが最大のメリット」(里さん)と、固定観念に縛られない独自の視点を生かしている。
低く力強いスクラムを組むのに最適な「すね」の角度、倒れてから無駄なく起き上がる足の運び、守備の出足を良くする構え-。効率的な動作や、それを習得する練習法を科学的理論に基づいて指南している。「ラグビー界の学ぶ意欲と、先進的な考えに刺激を受けている」と里さん。
陸上選手としての自身の経験と、大学院で研究した運動学の理論を、子供からプロまで幅広い実践の場に還元してきた。ドイツでプレーするサッカーの山田大記(元磐田)の個人トレーナーを務めるなど、競技の枠にも捕らわれない柔軟さで活躍の場を広げている。
里さんをラグビー界に導いたU-17代表監督の星野明宏聖光中・高総監督は「9カ月であらゆるカテゴリーを担当するようになった里さんへの(現場の)信頼は絶大」と評価する。
(5月17日 静岡新聞 掲載許諾済)
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