本学・経営情報システム研究所の研究会が、8月26日(金曜日)に開催されました。
SCIS&ISIS 2016国際学会においてオーガナイズドセッションを設定し、実施しました。
下記の3件の発表を行いました。
- 北海学園大学 8月26日(金)14時30分~15時30分
- 研究会のテーマ:マーケティング分析
SCIS&ISIS 2016国際学会においてオーガナイズドセッションを設定し、実施しました。
- 国際学会:8th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 17th International Symposium on Advanced Intelligent Systems (SCIS&ISIS 2016) August 25-28, 2016 Hokkai-Gakuen University, Sapporo, Hokkaido, Japan
- Organized Session: Marketing Analysis
- Session Chair: Kazuhiro Takeyasu
下記の3件の発表を行いました。
講演者氏名 | 講演タイトル | 所属 |
樋口友紀 | Optimization in Allocating Goods to Shop Shelves Utilizing Genetic Algorithm Under the Expansion of Shelf | 摂南大学 |
竹安数博 | The Method to improve Forecasting Accuracy Under the Utilization of Neural Network | 常葉大学 |
石井康夫 | Multivariate Analysis on a Questionnaire Investigation for the Rare Sugars | 大和大学 |
1.14時30分~14時50分
「Optimization in Allocating Goods to Shop Shelves Utilizing Genetic Algorithm Under the Expansion of Shelf」
摂南大学 経営学部 准教授 樋口 友紀
「Optimization in Allocating Goods to Shop Shelves Utilizing Genetic Algorithm Under the Expansion of Shelf」
摂南大学 経営学部 准教授 樋口 友紀
店舗における商品の陳列の仕方は売上に大きく影響を及ぼす。どの棚位置にどの商品を置くと、販売確率が高くなり、ひいては販売利益を最大にできるかは組み合わせ最適化問題となる。この問題に対しては、遺伝的アルゴリズムのアプローチなどが有効な方法として考えられる。本論文では、棚位置を5から8棚位置へと拡張した場合を新規に取り入れ、商品の複数棚位置への重複配置を許容する場合の問題を定式化し、遺伝的アルゴリズムを活用して理論解を導いた。489世代目で最適解に収束している。
2.14時50分~15時10分
「The Method to improve Forecasting Accuracy Under the Utilization of Neural Network」
常葉大学 経営学部 教授 竹安 数博
「The Method to improve Forecasting Accuracy Under the Utilization of Neural Network」
常葉大学 経営学部 教授 竹安 数博
本論文では、階層型ニューラルネットワー クを用いて、販売データを予測することを検討する。データが大きく変化するものは、精度よく学習できないことが判明したため、同一データを複数個連続に配置させて全体のデータ量を大きくすることで緩やかに変化するデータに変形させて学習させる手法を試みた。実際の販売データをもとに実験を行い、その結果、予測誤差分散が従来手法と比較して改善された結果を得た。
3.15時10分~15時30分
「Multivariate Analysis on a Questionnaire Investigation for the Rare Sugars」
大和大学 政治経済学部 教授 石井 康夫
「Multivariate Analysis on a Questionnaire Investigation for the Rare Sugars」
大和大学 政治経済学部 教授 石井 康夫
近年、希少糖の健康増進面や医療分野における効能が注目され、利用拡大と共に、多くの研究が行われている。しかし、それらの研究は、希少糖に関する専門的な医学的効用の研究が中心で、希少糖に対する一般生活者の意識や利用実態、利用時の評価や要望事項等を実証的に分析した研究は見当たらない。
現在希少糖は、一般生活者にはまだ認知度が低く、今後の認知度向上とコスト低減も含めた利用しやすい環境整備が、求められているところである。
そこで本論では、社会における希少糖に関する現状の認知度や利用状況、今後の要望事項等を実証的に把握するため、生活者にアンケート調査を実施した。分析では、基礎統計だけでなく因子分析や多重応答分析等の多変量解析手法を活用して、多面的かつ体系的な分析を行った。これにより、今後の希少糖の普及に向けた各種の課題、必要施策や要因等が明らかになった。
現在希少糖は、一般生活者にはまだ認知度が低く、今後の認知度向上とコスト低減も含めた利用しやすい環境整備が、求められているところである。
そこで本論では、社会における希少糖に関する現状の認知度や利用状況、今後の要望事項等を実証的に把握するため、生活者にアンケート調査を実施した。分析では、基礎統計だけでなく因子分析や多重応答分析等の多変量解析手法を活用して、多面的かつ体系的な分析を行った。これにより、今後の希少糖の普及に向けた各種の課題、必要施策や要因等が明らかになった。
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