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地域安全学会2017春季研究発表大会で研究発表を行いました/重川希志依教授・田中 聡教授・阿部郁男教授


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重川教授の発表の様子

大学院環境防災研究科の重川希志依教授、田中聡教授、阿部郁男教授の3名がそれぞれ地域安全学会2017春季研究発表大会(2017年6月9日~10日に沖縄県石垣市で開催)で研究発表を行いました。
重川教授は、東日本大震災で大きな人的被害が出てしまった岩手県宮古市田老地区で犠牲者が発生したプロセスを質的調査により解明しようとする研究について発表を行いました。これまでの東日本大震災の被害に関する調査報告では犠牲者が出てしまった要因について、個々のプロセスに着目した調査が行われていませんでしたが、本研究はこのプロセスに着目したものであり、研究発表の参加者からもインタビュー対象者や犠牲になった方々の状況について多くの質問が寄せられました。また、この研究発表は、科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究16K12841)による研究成果の一部であり、田中教授、阿部教授が分担者となっています。

「現地見学会:八重山大津波の歴史をめぐる」にて
撮影した1771年の明和の大津波によって
打ち上げられた津波石群

田中教授の研究発表は、災害エスノグラフィー調査のデータについてデジタルメディアとアナログメディアの特性を生かしたデータベース化する研究であり、平成28年度東北大学災害科学国際研究所リソースを活用した共同研究助成および科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究16K12841)によって実施された成果の一部です。
阿部教授の研究発表は、2016年11月22日に発生した福島県沖地震のメカニズムの解明と地震発生2時間後に宮城県に対して発表された津波警報に係る技術的な問題点を指摘したものであり、津波警報発表前に警報レベルの津波が到達する危険性が熱海~伊東にかけても存在することについて警鐘を鳴らしたものとなっています。

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