東海大学海洋学部の榊原繁樹教授が筆頭著者、常葉大学社会環境学部の阿部郁男教授が共著者となっている「東日本大震災における津波観測および港内係留船の被災実態調査に基づく係留限界津波高さの推定」と題する論文が平成29年度の日本航海学会で論文賞を受賞しました。
この論文は、東日本大震災の津波で被災したタンカーなどの大型船の被災実態調査に基づき、津波来襲時の大型船舶の挙動解析などにより係留限界津波高さの推定を試みた結果を纏めたものです。これまでに、榊原教授のチームでは同様の研究を継続して進めており、これまでの一連の過程が評価されての受賞となりました。被災実態の調査や論文の取りまとめを榊原教授が行い、阿部教授は津波数値解析の立場から論文作成に携わりました。
本学および東海大学海洋学部が立地する静岡市は、特に清水港において同様の大型船舶が係留されています。これらの研究成果は南海トラフ地震による津波被害が心配される港湾において有益な研究になると思われます。
この論文は、東日本大震災の津波で被災したタンカーなどの大型船の被災実態調査に基づき、津波来襲時の大型船舶の挙動解析などにより係留限界津波高さの推定を試みた結果を纏めたものです。これまでに、榊原教授のチームでは同様の研究を継続して進めており、これまでの一連の過程が評価されての受賞となりました。被災実態の調査や論文の取りまとめを榊原教授が行い、阿部教授は津波数値解析の立場から論文作成に携わりました。
本学および東海大学海洋学部が立地する静岡市は、特に清水港において同様の大型船舶が係留されています。これらの研究成果は南海トラフ地震による津波被害が心配される港湾において有益な研究になると思われます。
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