本学健康プロデュース学部健康柔道整復学科の上村英記准教授の執筆記事が「からだサイエンス」に掲載されました。
膝の傷害のひとつに前十字靱帯断裂があります。靱帯は単純X線検査では写らないため、靱帯断裂を判断することはできません。しかし、単純X線検査でSegond骨折(脛骨外側縁の裂離骨片)を有した場合、前十字靱帯断裂を併発している可能性が高く、MRI検査などの精査が必要となります。前十字靱帯断裂は、著明な腫脹とともに徒手検査などの臨床症状でも推察可能です。医用画像を医師と共有する場合、X線像も判別材料となることを知識として持っておく必要があります。
本稿では症例を提示し、前十字靱帯で併発する骨折や医用画像の診方、症状、鑑別疾患などを分かりやすく解説しております。
膝の傷害のひとつに前十字靱帯断裂があります。靱帯は単純X線検査では写らないため、靱帯断裂を判断することはできません。しかし、単純X線検査でSegond骨折(脛骨外側縁の裂離骨片)を有した場合、前十字靱帯断裂を併発している可能性が高く、MRI検査などの精査が必要となります。前十字靱帯断裂は、著明な腫脹とともに徒手検査などの臨床症状でも推察可能です。医用画像を医師と共有する場合、X線像も判別材料となることを知識として持っておく必要があります。
本稿では症例を提示し、前十字靱帯で併発する骨折や医用画像の診方、症状、鑑別疾患などを分かりやすく解説しております。
見逃してはいけない膝の傷害、堀口忠弘、上村英記、からだサイエンスVol.24(142):24-25.2018. |
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