経営学部 小豆川准教授は、静岡市の観光ベンチャー、株式会社Otono(共同研究代表者）、東京のIT企業、株式会社アイリッジと連携し、2019年度 B-nest (静岡産学交流センター)　地域課題に係る産学官研究委託事業「基礎コース」に採択されました。
テーマは、「AIスピーカーを使った観光案内音声システムの開発研究」。内容はAIスピーカーによる観光案内音声システムを開発し、人の声やキャラクターによる音声を提供します。実際に、数台のAIスピーカーを静岡市内の主要観光地に設置し、ガイドとして観光客の問いかけに答えます。小豆川ゼミ3年生有志と2年生は、このシステムを使って「主要観光地での観光客が求める情報」を収集分析して報告し、静岡市の観光情報の発信力やおもてなし力向上に貢献していきます。
AI、IoT、ロボットなど、テクノロジーは昨今めまぐるしく進化しています。次代を担う人材は、できるだけ早い段階から、テクノロジーに対する抵抗感をなくし、操作に親しみ、さまざまなシーンで活用していくことが求められます。本プロジェクトは、学外の専門家の方々のご協力をいただき、学生が率先して学び、実践し、その可能性を探索する第一歩として位置づけ、活動を行っていきます。