本学健康プロデュース学部心身マネジメント学科の佐渡忠洋准教授が、2019年10月に青土社から刊行しました。
『悪における善 ~心理学のパラドックス』
原著: Adolf Guggenbühl-Craig, Vom Guten des Bösen: Über das Paradoxe in der Psychologie. Zürich: Schweizer Spiegel, Rabe-Reihe. 1992.
アドルフ・グッゲンビュール=クレイグ 著,山中康裕、佐渡忠洋 訳
青土社 2019年10月26日 本体2,600円(+税) ISBN 978-4-7917-7228-5
アドルフ・グッゲンビュール=クレイグ 著,山中康裕、佐渡忠洋 訳
青土社 2019年10月26日 本体2,600円(+税) ISBN 978-4-7917-7228-5
原著者のA・グッゲンビュール=クレイグは、日本でもよく知られたユング派心理療法家です。本書は、人間と向き合い続けた著者が、パラドックス(逆説性)をもってSeele(こころ/魂)に取り組む内容です。人間と人間の心が、どれほど不合理さと矛盾を孕んでいるかが、刺激的に論じられていますので、心の専門家だけでなく、心に(知的で情動的な)関心を寄せる多くの方々にとって、有益な本になっています。
なお、共訳者の山中康裕先生(京都大学名誉教授)は、2009年から2012年まで本学大学院臨床心理学専攻(当時浜松大学)の教授を務めておられました。
なお、共訳者の山中康裕先生(京都大学名誉教授)は、2009年から2012年まで本学大学院臨床心理学専攻(当時浜松大学)の教授を務めておられました。