7月15日(木曜日)にオリパラ教育の授業が浜松市立可美小学校で行われ、本学造形学部土屋和男教授が5年生の児童を対象に「2020東京オリンピック・パラリンピック会場で木を使った建築がつくられるわけ」をテーマにした環境講座を行いました。
新国立競技場には全国47都道府県から集めた杉の材木が屋根に使われていることやFSC認証林が国内最大である浜松産の天竜杉が有明体操競技場や選手村ビレッジプラザにも使われていることを紹介しました。児童たちは、建物の材料にできるだけ木を使う、そして木を植えて育てることが、建築でサスティナビリティ(持続可能性)を高めることにつながるとの話を聞き、SDGsについての知識を深めていきました。
講座の後半では、「浜松にある伊豆石の蔵があるわけ」をテーマに児童たちにその理由を考えてもらいました。江戸から明治にかけて、天竜川を利用して材木を江戸に運び、帰り荷には、重しにもなる石を伊豆半島で積んで、天竜川まで帰ってきました。伊豆石は、蔵を建てるための材料となり、今も多くの伊豆石の蔵が浜松や磐田の街、特に川沿いの集落に多くが存在します。早くも「蔵探しの街探検をしたい!」との声が児童たちから上がっていました。
本事業は、オリパラ教育の取り組みの一環として行われ、教育推進校21校を5大学で分担しています。可美小学校は静岡文化芸術大学の担当校となりますが、大学間の垣根を越えた活動となっています。
新国立競技場には全国47都道府県から集めた杉の材木が屋根に使われていることやFSC認証林が国内最大である浜松産の天竜杉が有明体操競技場や選手村ビレッジプラザにも使われていることを紹介しました。児童たちは、建物の材料にできるだけ木を使う、そして木を植えて育てることが、建築でサスティナビリティ(持続可能性)を高めることにつながるとの話を聞き、SDGsについての知識を深めていきました。
講座の後半では、「浜松にある伊豆石の蔵があるわけ」をテーマに児童たちにその理由を考えてもらいました。江戸から明治にかけて、天竜川を利用して材木を江戸に運び、帰り荷には、重しにもなる石を伊豆半島で積んで、天竜川まで帰ってきました。伊豆石は、蔵を建てるための材料となり、今も多くの伊豆石の蔵が浜松や磐田の街、特に川沿いの集落に多くが存在します。早くも「蔵探しの街探検をしたい!」との声が児童たちから上がっていました。
本事業は、オリパラ教育の取り組みの一環として行われ、教育推進校21校を5大学で分担しています。可美小学校は静岡文化芸術大学の担当校となりますが、大学間の垣根を越えた活動となっています。
関連リンク
-
土屋和男教授についての情報はこちら