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Clinical nutrition 誌に論文が掲載されました/静岡理学療法学科 加藤倫卓准教授


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本学健康科学部静岡理学療法学科の加藤倫卓准教授、中野渉准教授、髙木大輔講師が静岡健康医学大学院大学と共同研究した内容が、Clinical nutrition 誌に掲載されました。


論文タイトル ”Bioimpedance phase angle is independently associated with myosteatosis: The Shizuoka study. ”

https://www.clinicalnutritionjournal.com/article/S0261-5614(23)00097-3/fulltext(別ウィンドウで開きます)

この研究は、静岡健康医学大学院大学と共同して2021年から開始している、「静岡研究 賀茂コホート」から得られた内容であります。我々グループは2023年までに静岡県加茂地区の地域住民約1500名の健康診断を行い、様々な方法で住民へのフィードバックを行っています。

論文では、バイオインピーダンスという方法で測定される位相角(PhA)と、筋肉内脂肪症の関係について調べました。研究では、日本人の中高年以上の424人を対象に、筋肉量と筋肉内脂肪症の指標を計測し、それぞれPhAとの関係を分析しました。その結果、PhAは筋肉量だけでなく筋肉内脂肪症とも関連しており、PhAの測定により筋肉特性の追加情報が得られることが示唆されました。この知見は、高齢者のサブグループでも同様であったため、中高年以上の健康管理に役立つ可能性があることが示されました。

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