6月28日(水曜日)、社会環境学部の阿部郁男教授の研究成果が、SBSテレビの『LIVEしずおか』(月曜日~金曜日18時15分から)にて放送されました。
この研究成果は、日本地球惑星科学連合2023年大会にて発表されたもので(発表者 東北学院大学 柳澤英明 准教授)、地震で崩れたであろうという海底地すべりの痕跡と、実際に観測された津波による水位変化のデータの整合性を検証した研究例は、世界的に見ても少ないと言えます。
駿河湾では、海洋研究開発機構により、海底地形が詳細に計測されています。このデータには、2009年の駿河湾地震の発生前後のものがあり、その差分から海底地すべりが発生した場所を推定し、焼津港・御前崎港・清水港で観測された津波による水位変化の再現を試みました。結果として、これらの港で観測された水位変化を再現できる津波発生モデルを解明するとともに、焼津港の周辺地域では1m以上の津波が到達していた可能性を指摘することができました。
本件は、『2019年度 科学研究費助成事業 19K04970 海底地すべり等による局所的津波発生過程の解明と津波対策への影響分析に関する研究(研究代表 阿部郁男)』の研究成果となります。
放送内容は、下記リンク先よりご覧ください。
この研究成果は、日本地球惑星科学連合2023年大会にて発表されたもので(発表者 東北学院大学 柳澤英明 准教授)、地震で崩れたであろうという海底地すべりの痕跡と、実際に観測された津波による水位変化のデータの整合性を検証した研究例は、世界的に見ても少ないと言えます。
駿河湾では、海洋研究開発機構により、海底地形が詳細に計測されています。このデータには、2009年の駿河湾地震の発生前後のものがあり、その差分から海底地すべりが発生した場所を推定し、焼津港・御前崎港・清水港で観測された津波による水位変化の再現を試みました。結果として、これらの港で観測された水位変化を再現できる津波発生モデルを解明するとともに、焼津港の周辺地域では1m以上の津波が到達していた可能性を指摘することができました。
本件は、『2019年度 科学研究費助成事業 19K04970 海底地すべり等による局所的津波発生過程の解明と津波対策への影響分析に関する研究(研究代表 阿部郁男)』の研究成果となります。
放送内容は、下記リンク先よりご覧ください。
SBSテレビ『LIVEしずおか』
14年前の駿河湾の地震で警報級の津波が・・・原因とされる「海底地すべり」とは?【わたしの防災】(別ウィンドウで開きます)
<外部サイトのため、予告なくリンクが削除される場合がございます。ご了承ください。>
<外部サイトのため、予告なくリンクが削除される場合がございます。ご了承ください。>
関連リンク
-
阿部郁男教授についての情報はこちら
-
社会環境学部についてはこちら
-
(別ウィンドウで開きます)