浜松キャンパスの経営学部生で構成する「地域貢献サークルCocoa」が「奥浜名湖バリューアッププロジェクト」の一環として、「阿多古和紙継承プロジェクト」に参加しました。
「阿多古和紙」とは浜松市天竜地区で室町時代から作られ、1,000年もの間保存可能と言われるほど丈夫で保存性に優れ、手漉きの温かさが特長の和紙です。このプロジェクトは、その「阿多古和紙」を次代に残すことを目的とし、今も作り続けている唯一の職人、大城忠治さんの教えを受けながら、「阿多古和紙」のすばらしさを後世に伝えるための活動を行っています。
原料紙となる楮や三椏、トロロアオイは現在大半が輸入されており、国産品を手に入れることが大変困難な状況にあります。この日はプロジェクトの第一歩として、自分たちで原料の生産を行うため、これらの植樹を行いました。今後も大城さんの教えを受けながら、阿多古和紙の製造に参加する予定です。
