学習成果
常葉大学短期大学部には「より高きを目指して 〜Learning for Life〜」という建学の精神があります。「知徳兼備」「未来志向」「地域貢献」という3つのキーワードは、この建学の精神を踏まえた、本学の教育理念を象徴するものです。
こうした理念を実現するための軸となる力として、本学では次の5つが、短大生活を通じて学生が得ることになる学習成果と考えています。
こうした理念を実現するための軸となる力として、本学では次の5つが、短大生活を通じて学生が得ることになる学習成果と考えています。
- 知識とその活用(専門的知識・教養知識の獲得と、その活用・実践力)
- 自律力(自己を理解する力と、それを基礎とした判断力・主体性)
- 豊かな人間性(相手に対する共感力・協働力と、それを支えるための学び続ける態度)
- 社会的な行動力(社会と誠実に関わるための規範遵守と、倫理観を伴った行動力)
- コミュニケーション力(的確な情報交換を可能とするための表現力・傾聴力)
日本語日本文学科 | 保育科 | 音楽科 | |
知識と その活用 |
対象への理解の深化 知識を社会の中で応用 |
保育の本質・目的・基礎理論の理解 | 音楽の基本的な知識を理解 音楽の基本的な知識を習得 |
自律力 | 論理的に考察する力 主体的に判断する力 |
主体的に学び続ける姿勢 | 自己の課題を的確に思考する力 自己の課題解決法を判断する力 |
豊かな 人間性 |
対象への関心の深化 対象の研究方法に習熟 新しいことへの挑戦力 |
子どもの発達を理解し適切に援助する力 地域社会で他者と共生・協働する力 |
自己の表現を主体的に探究する力 他者と協働する力 |
社会的な 行動力 |
筋道立てて構成する力 自分の考えを実証する力 成果を生活の中で活用 |
教養に根差した社会人として責任ある行動力 | 基本的な知識・技術を総合的に活用する力 必要な知識と技術を持って指導する力 |
コミュニ ケーション力 |
コミュニケーション力 プレゼンテーション力 |
保育や家庭支援の方法を理解し子どもと共に実践する力 | 演奏・創作技術を習得 西洋音楽を理解するために必要な外国語の力 |
本学の各学科において掲げられている3つのポリシー(卒業認定・学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、入学者受け入れ方針)は、この学習成果への到達を目標として、一体的に定められているものです。
トコタンの教育
どんな優秀な才能も、教養という土台があって初めて光る
常葉大学短期大学部の役目とは、高等学校までの一方的な学習では満足できない、まだまだ自分の興味のある分野について学びたい、掘り下げたいという学生を受け入れ、成長の場を提供するところにあります。その短期大学というステージにあって今、見直されつつあるのが「教養教育」です。これから皆さんが学ぶであろう専門教育に対し「一般教養」と呼ぶこともできるこの分野は、単に基礎知識の復習であったり、パソコンの習得にとどまらず、独自の研究テーマを追求する中で、新しい領域に踏み出す際のナビゲーションになりえるものです。
どのような分野であっても、専門知識さえ持っていれば通用するということはありません。学問と研究の道は、つねに新しい世界の探求であり、挑戦の連続です。新しい展開を前にしたとき、これまで身につけた知識が逆に先入観となることもあり得るのです。ものごとの成り立ちを知り、さまざまな可能性を探り、ときにはまったく別の分野から理論を応用するなど、柔軟性ととらわれない思考を身につけるのに大切なのが「教養教育」です。そういった意味で、学習の根幹、ひいては人生の根幹に重要性を発揮し、幅広い人間形成の一翼を担う大切な科目でもあります。
どのような分野であっても、専門知識さえ持っていれば通用するということはありません。学問と研究の道は、つねに新しい世界の探求であり、挑戦の連続です。新しい展開を前にしたとき、これまで身につけた知識が逆に先入観となることもあり得るのです。ものごとの成り立ちを知り、さまざまな可能性を探り、ときにはまったく別の分野から理論を応用するなど、柔軟性ととらわれない思考を身につけるのに大切なのが「教養教育」です。そういった意味で、学習の根幹、ひいては人生の根幹に重要性を発揮し、幅広い人間形成の一翼を担う大切な科目でもあります。