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地域で活躍する卒業生 渋谷瀬奈さん


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協働することの意義を知った
大学時代

浜松大学(現:常葉大学浜松キャンパス)のオープンキャンパスで高校生向けのマーケティングコンテストに参加する機会があり、それが大変興味深くもっとマーケティングを学びたいと思いこの大学を選びました。
 大学では実践的な授業が多く、教員と学生の距離が近いことで活動の幅がさらに広がっていきました。オープンキャンパスの学生スタッフや大学祭に毎年参加するなかで、仲間と協力して目標を達成する素晴らしさを体験しました。専門的な学びだけではなく、人間力も高めることができた大学生活だったと思います。

働き方を変えながら
仕事と家庭を両立

子どもが生まれる前までは、営業職として商品を販売するために全国各地を飛び回っていました。人と人とのつながりやコミュニケーションが大切な業務でしたので、大学で経験したことが活かされていたと思います。現在は、商品の衛生検査や施設内の衛生管理業務を担当しています。品質管理部に配属されたことで業務内容や環境が変わり、子育てのために時間が制約されることもあるので、効率よく働くことを心掛けています。会社全体がとてもアットホームな雰囲気で受け入れてくれているので、仕事と家庭のバランスを取りながらやりがいを持って仕事をしています。
    
女性が働きやすい環境は女性自身の手で創る
社会全体をみても、誰もが輝ける社会を実現するための体制はまだまだ整っていないと感じます。最近、私は、職場の上司の勧めで、働く女性をサポートするためのセミナーに参加させていただいています。近年静岡県内の企業でも女性の活躍への意識は高まってきていて、同じように意欲的に働く女性からパワーをもらえ、励みになっています。職場では私が初めての産休・育休取得者でしたので、自分自身がモデルケースとなり、後輩の女性社員が活躍できるようなサポート体制など環境を整えていければよいと思っています。将来的には、家庭を持っても活躍ができ、やりたいと思える仕事ができる、女性のための部署を創ることが目標です。

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